2022/7/31更新
Quest2及びVALVE INDEXの値上がりに関する内容を更新。
値段に関する記述の更新と値上がりしたけどどうなの?といった部分を少し追加しました。
「VRを始めたいけど、どうすればいいのか分からない!」
「メタバースの情報を聞いてVRに興味がある」そんな方に向けた記事です。
お手軽で人気のVRゴーグル【Meta Quest2(旧Oculus Quest2)】やVRの周辺機器をまとめて紹介します!
「VRに興味があるけど機器についてはよく分からない…」「どんな環境があればVRを楽しめるの?」そんな疑問はないでしょうか?
「なんとなくVRをやりたいと思っていても結局購入していない」そんな人にVRを簡単に始められる方法やどんな機器があるのか、VR歴3年半の筆者が魅力も合わせて紹介します!
最近は大企業のメタバース進出などのニュースもあり、VRの世界について興味を持つ人がどんどん増えています。人より先にVRの世界へ飛び込んで新しい体験をしてみましょう!
・Meta Quest2のおすすめポイント
・目的別おすすめVR機器
・VR機器のタイプ2種について
・VRを購入できる場所について(ネット・おすすめ店舗の紹介)
・VR周辺機器やあると便利なアイテム
・フルトラッキングについて
・バーチャル(メタバース)世界について
・おすすめVRコンテンツ
【結論】とりあえずVRがしたい人は【Meta Quest2】を買うべし
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Meta Quest2が初心者におすすめの理由3選
「VRを購入したいけど何を買えばいいか分からない!」という人は「Meta Quest2」がおすすめです。
主な理由は3つあり、以下の通りです。
・お手頃な価格(値上がり後であっても、PC本体の性能も必要なPCVRよりコストは少なめ)
・価格に対して高性能(コスパ○)
・PCが無くてもワイヤレスで使用可能で、これ一つでVRを楽しめる
それぞれの理由について詳しく紹介します。
お手頃な価格
Meta Quest2(以下Quest2)はVR機器としてお手ごろな価格になっています。
本体容量が2つあり、128GBが59,400円。256GBが74,400円です。
128GBが37,180円、256GBが49,280円でしたが、2022年8月以降は128GBが59,400円、256GB版が74,400円となり、それぞれ2万円以上の値上げに。
元々が破格に思える価格でしたので、個人的にはこちらの値段でもPC用VRより手軽な価格という点は変わらないと思います。
後からSDカードなどで容量を増やすことはできないため、そこは注意点です。動画でがっつり容量を使うといった用途でなければ128GBで十分です。
これだけではお手頃なのか伝わりにくいと思うので、
他の主要VR機器と価格を比べてみましょう。
製品名 | 価格 |
---|---|
Meta Quest2 128GB | 59400円 |
Meta Quest2 256GB | 74400円 |
VALVE INDEX フルセット | 165980円 |
VIVE Pro2 | 178990円 |
初代VIVE | 67000円(当時の定価) |
主要VR機器の価格設定
さらに、Quest2は他の周辺機器を追加購入せずとも単体で遊べます。
準備に必要な最低金額は本体価格のみです。
他の場合はある程度のPCスペックが要求されるため、
Quest2単体で動くのも良いポイントです。
手軽さもありつつ値段も他よりお手頃になっている点が特に優秀ですね。
価格に対して高性能(コスパ○)
値段の差を見ると「安い分性能が低いんじゃないの?」と感じた方もいるかもしれません。 しかし、決して性能が低いわけではありません。
Meta Quest2 | VALVE INDEX | VIVE Pro2 | 初代VIVE | |
発売日 | 2020年10月 | 2019年11月 | 2021年6月 | 2016年10月 |
解像度 | 両目:3664×1920 片目:1832×1920 | 両目:2880×1600 片目:1440×1600 | 両目:4896×2448 片目:2448×2448 | 両目:2160×1200 片目:1080×1200 |
視野角 | 100度 | 130度 | 120度 | 110度 |
主要VR機器との性能比較
分かりやすさ重視の項目で比較しました。初心者向けに簡単な用語の解説をします。
解像度:画質の事です。数値が高いと詳細でくっきりとした描写がされるため、よりきれいな映像を楽しめます。
視野角:視野の広さです。視野角が広いとより視界が広がります。
Quest2の解像度はハイエンドモデル(要するにハイスペックな機器)に見劣りしないレベルの性能があることが分かります。
より解像度重視のVIVE Pro2との中間くらいの性能を持っていることも分かります。
視野角はPC用VRと比べると少し劣りますが、PC接続不要なタイプ(スタンドアローン型)としては平均的な数値となっているので十分な性能を持っていると言えます。
もし視野角を重視する場合は、PC用VRを検討してもいいでしょう。
表で取り上げたもの以外も簡単に触れておきます。
Quest2のリフレッシュレート(1秒間にどれだけ画像を更新するか)は90Hzで、VALVE INDEXは144Hz、VVIVE Pro2は120Hz、初代VIVEも90Hzです。
通常のPCVRと同程度となっていることが分かります。初代VIVEとの価格の差を考えればなかなかの性能です。
重さは503gで、VALVE INDEXが748g、初代VIVEは555gと他のVR機器と比べても軽いことが分かります。軽いとそれだけ疲れにくいので、VR慣れしていない初心者にはやさしい仕様になっていますね!
PCが無くてもワイヤレスで使用可能で、これ一つでVRを楽しめる
Quest2は単独で動作可能なため、PCが無くても遊べます。Quest用のストアがあり、そこからアプリのダウンロードを行って様々なゲームやサービスを体験できます。
デメリットとして、PC版でしか遊べない要素(VRChatで入ることができるワールドやアバター表示に制限がある等)があります。
しかし、PCにQuest2を接続することでPC版でログインすることが可能です。環境を整えればPCのVRユーザーと同様に楽しむことが可能です!
近年はQuest2が売れていることもあり対応を行うゲームやサービスも多いため、今後は制限が減っていく傾向になっていくでしょう。この点からもおすすめできます。
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Quest2のデメリット
バッテリーの持続時間がある
PC接続せずに使えるためバッテリーが入っていますが、使用できる時間は2~3時間となっています。ゲームで連続使用の場合は2時間程度になります。
VRゲームをプレイするだけであれば十分なのですが、特にVRChatなどのソーシャルVR系を遊ぶ場合は長時間プレイになる場合も大いにあり得ます。
具体的な対策としてはQuest2用のバッテリーキットの使用をおすすめします。10000mAhのものを使用すれば4~6時間の連続使用が可能になります!
Quest2用ということもあり、専用のホルダーが付いてくるのが特徴です。邪魔にならないように工夫がされている点がうれしいですね。
他にはPCとの有線で接続して充電しながらプレイする方法もあります。しかし、元が無線であることを考えると無線を維持しつつ接続時間を延ばせるバッテリーが便利です。
上記で紹介した通り、Quest2単体でVRChatなどを長時間プレイされる場合は特におすすめです。実際にQuest2を使ってみて充電切れになるようであれば購入を検討してみると良いでしょう。
注意点としてどちらの方法も余分な充電によって本体バッテリーを消耗する可能性があるため、そこは理解した上で使用してください。
トラッキングシステムの違い
Quest2はゴーグルにあるカメラを使用してトラッキング(動きを追尾して感知)するシステムになっています。
VIVEシリーズやVALVE INDEXなどのPC用VRでは、ベースステーションと呼ばれる外部のセンサーを2つ以上設置してその間での動きを取っています。
そのため、Quest2のカメラが感知できない場合があり背面方向などのトラッキングはVIVE系に劣ります。
とはいえ、外部のセンサーを設置するには色々と手間がかかるため、面倒な点が省けてすぐに体験できるという点ではQuest2にもメリットがあります。
バンドのサイズ調整がやりずらい
ゴーグル本体を固定するためのバンドがあります。しかし、他のVR機器ではダイヤルを回して調整する機能があるため装着時の調整という点で劣ってしまいます。
バンドを一度調節→だめであれば戻して再度調節 となるためです。
「Quest2 Elit ストラップ」という別売りのアクセサリーがあれば他と同様にダイヤルでの調節が可能になります。装着感が気になる方はチェックしてみましょう!
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Meta Quest2のまとめ
VR初心者におすすめのOuclus Quest2について紹介してきました。
おすすめする主な理由は3つあり、以下の通りです。
・お手頃な価格
・価格に対して高性能(コスパ○)
・PCが無くてもワイヤレスで使用可能で、これ一つでVRを楽しめる
総合すると価格に対しての性能がかなり高い水準でできており、無線でPCが無くても使用できるお手軽さが魅力なVR機器になっています。
デメリットとして挙げた点は、解消できる商品があったり他のVR機器であれば問題ない部分もあります。現時点ではFacebookアカウントが必要という点もありますが、「Meta」への社名変更が発表された際に今後は不要とする方針が示されています。
この後は目的別のおすすめVR機器を紹介しますので、他のVR機器に興味があれば引き続きご覧ください。
ここまでの説明を聞いてOuclus Quest2に興味がでた方は、ぜひVRの世界を訪れてみてください。今までにない体験ができること間違いなしです!
Ouclus Quest2の製品情報はこちらからチェックできます!
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VRの始め方
目的別おすすめVR機器
あなたはVRで何がしたいでしょうか?
VR機器は様々なものがありますが、目的によっておすすめするものが異なってくるのでVRをやりたい理由を明確にしましょう。
逆に特別な理由が無くてVRに興味がある場合は「Oclus Quest2」でOKです。コストパフォーマンスが良くて手軽に色々なコンテンツが楽しめます!
目的別おすすめVR機器
とりあえずVRをやりたい→Quest2
PC接続しないタイプのVRがいい→Quest2
手軽にVRを体験したい→Quest2、スマホ用VRゴーグル
メタバースの世界に興味がある→Quest2
そこそこの性能のVR機器で体験したい→Quest2
出費を抑えて高品質なVRを楽しみたい→Quest2
フルトラッキングを楽しみたい→VALVE INDEXや初代VIVEでトラッカーを購入
高い没入感のVR体験をしたい→VALVE INDEX
指の動作をVRの動きに反映させたい→VALVE INDEX
VTuberとして本格的に活動したい→VALVE INDEX
とにかく解像度重視!→VIVE Pro2
高額な予算は無いけど、初代VIVEより性能の高いPC用VRを購入したい
→VIVE Cosmos
いかがでしょうか?ここから見て分かる通り、基本的な体験はQuest2で十分に楽しむことができます。その上でより高い没入感などの性能を求めるとVALVE INDEXが候補に入ってきます。
私は現在VALVE INDEXを使用しています。
VALVE INDEXは、指の動きを連動してアバターに反映させることができる点が特徴的です。全体的な性能も高水準なので、予算がある方には非常におすすめです!
初代VIVEは新しく生産されていないので、購入したい場合は中古での入手を検討しましょう。 VIVE Cosmosなどが同系統のものになるため、本体に7~8万円の予算があればこちらも選択肢に入ってきます。
相場観としては、初代VIVE の中古は20000~、VIVE Cosmosの中古は40000~といった感じです。日によって値段は変わるので、あくまで参考価格になります。
自分が何をしたいかによって購入対象は変わってくるため、より満足感を高めるためにも目的はしっかり押さえておきましょう!
先日VIVE Pro2を使用している方に出会いましたが、本人はかなり満足している様子だったため自分の目的に合った機器を使用してあげるのが一番です!
VR機器のタイプ2種について
目的に応じたVR機器を決めるにあたって「スタンドアロン型」と「据え置き・PC接続型」について知っておくと目的に応じた機器が決めやすくなります。
VR機器には単体での使用が可能なタイプと、PCに接続するタイプがあります。 それぞれについて簡単に解説します。
【スタンドアロン型】
本体のみでVR体験ができるVRゴーグルのことです。 コードなどが無く、PCに接続しなくても使用することができます。
こちらを単独使用する場合はPC自体が不要です。 そのため、持ち運んで使用することも可能です。 PCに接続して使用することもできます。
しかし、最近は様々なゲームやサービスがQuestに対応してきているもののゲームによってはPCVRとサーバーが異なったり、VRChatでは入場可能ワールドやアバター表示等できることに制限が掛かっていたりします。
これらの対策として、Oculus Linkケーブルを使ってQuest2をPCと接続することでQuest2をPC用VRとして扱うことができます。
代表的な製品が「Quest2」になります。 コントローラーが左右それぞれ単三電池を一本使用するので後ほど紹介する充電機や充電池を用意するのがおすすめです。
【据え置き・PC接続型】
「HTC VIVE」や「VALVE INDEX」といったVR機器はこちらになります。
「VR Redy」という推奨スペックがあり内容は以下の通りです。
・CPU Intel Core i5-4590もしくはAMD Ryzen 5 1500X以上
・メモリ 8GB以上
・GPU NVIDIA GeForce GTX 1060もしくはAMD Radeon RX 590以上
これらは最低限のラインといった感じなので、PC接続型を使用したい場合は可能であればこれらより少し性能の高いPCの方が快適に遊べます。
現時点で性能が足りていないのであれば、スタンドアロン型のVR機器を購入もしくはゲーミングパソコンの購入を検討してみるのがおすすめです。
このタイプはトラッキング(動きを検知する)のために「ベースステーション」というものを設置する必要があります。
ベースステーション
これを2つ配置するのが基本になりまます
画像上にある四角いやつがベースステーションです。これを対角線上に2つ配置するのが基本になります。 そのため、外に持ち出して使用するのは難しいです。
その分性能や拡張性は高いので、一長一短といった形になります。 一度設置したあとは特別必要なコストはありません。 使用する時の電気代くらいです。
設置方法については後ほど紹介します。
VRはどこで買えるの?
VRを購入できる場所は色々ありますが、Amazon、楽天、家電量販店のサイト等があります。どれか単体で購入したい場合や、目的の商品が決まっている場合は普段から利用している通販サイトを利用するのが良いでしょう。
Quest2などの主要なVR機器は以下のような通販サイトでの購入が可能です。
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VALVE INDEXに関しては人気でなかなか入手できないことがあります。以下の公式サイトからの購入が可能となっています。
12/1追記:在庫が入荷されていました。2ヵ月半前からチェックしていましたが、はじめて入荷メールが届きました。
また無くなる可能性が高いため、興味のある方は一度確認してみてください。
VALVE INDEXは、指の動きを連動してアバターに反映させることができます。そのため操作に慣れが必要ですが、より細かな動きをすることができ没入感が増すので楽しいです!
詳しい性能を知りたい方や、入荷情報が知りたい方はぜひチェックしてみてください。
VIVE Pro2を購入したい場合は、似たような名前の製品があるので商品を間違えないように注意しましょう。
2ではないPro(Pro1)であれば価格は下がりますが、
その場合はVALVE INDEXをおすすめします。
あまり価格が変わらずに、後から発売されてより没入感のあるVALVE INDEXの方がコスパが良いためです。
VRを0から始めるのにおすすめの店舗はTSUKUMO
店舗で特におすすめなのは、TSUKUMOです。私はVRを始める時にPC本体からVR機器購入までをTSUKUMOの店舗で行いました。実際に良かった点を紹介します。
VR機器本体はもちろん、トラッカーや周辺機器、ハイスペックなPC本体など本格的にVRを始めるために必要なものがまとめて揃えられる点が大きいです。
また、店員さんのPC知識がしっかりしているため不明点を質問、問い合わせした場合の対応や回答内容が個人的にも良かったです!
本格的にVRを始めたい方、0からVR用のPC購入を考えている方にとっては分かりやすくておすすめできます!
PC用VRを遊ぶ場合の推奨スペックであるGTX1060以上やそれ以上のゲーミングPCもたくさん取り扱っています。
「VRを始めるために何を揃えたらいいか分からない…」そんな方にもおすすめです。VRで検索すれば周辺機器も含めてまとめて調べることができますよ。
VR関連のPCや周辺機器が揃っているので、初心者にもおすすめです!
あると便利なVRおすすめアイテム
エネループの単3形充電池
Quest2の手の部分であるハンドコントローラーは単3電池で動いています。そのため、電池切れの場合は交換する必要があります。
その際に充電池があればいちいち電池を購入しなくても良くなるため電池を気にせずにQuest2を使えるようになります。
Quest2用の充電スタンド
「コントローラーだけでなく本体もまとめて充電したい」という方にはQuest2向けの充電スタンドがおすすめです。
いくつか種類があるため、お好みのものを選びましょう。
使っていない時の置き場所としても使える点が良いですね!
Oculus Linkケーブル
Quest2をPCに接続してPC用のVRとして使える「Oculus Link」をするために必要なケーブルになります。
公式のものもありますが10000円以上するため、長さなど自身の環境に合わせたケーブルを購入すればOKです。Oculus Link対応の製品であることは必ず確認しましょう。
USBポート
フルトラッキングをする場合、トラッカー接続用にはUSBポートが最低3つ必要です。VR本体を接続する箇所も考えると「USBの接続先が無くてフルトラッキングできない」ということにならないためにも追加のUSBポートがあると安心です。
この時ACアダプターが付いているものにしましょう。トラッカーの充電にも利用できるようになります。
コンセントの追加
Quest2であれば特に問題ありませんが、PC接続のVRをするにはベースステーションの電源やVR本体、PC本体など多くのコンセントが必要になります。
コンセントを増設してあげないと、数が不足して接続できない可能性があります。家のコンセントの数を数えて、足りなさそうであれば追加しましょう。
安全性が心配であれば、スイッチ付きで制御できるものがおすすめです。
VRChatなどでフルトラッキングする方法・おすすめの設置方法・周辺機器について
通常のVRでは頭と両手の3点を動かすことができます。VRを十分体験することはできますが、それだけでは下半身をVR上で動かすことはできないようになっています。
それを解決して「VR上で全身動けるようになろう」というのがフルトラッキングと呼ばれるものです。
VRを始めたての方の動向を見ると、すぐにフルトラッキングに興味を持つ方もいることが分かったため、今回の記事内で取り上げようと思いました。
まず前提として、初めからフルトラッキングを見据えてVRを購入したい場合は、VALVE INDEXやVIVE系統のVR機器をおすすめします!
こちらでは「トラッカー」を腰・両足に付けることで、動きを読み取る場所を増やして全身を動かせるようになります!
トラッカーは専用のベルトなどで固定します。
私の場合は安上がりで、腰は100均のベルトに穴を空けて通しており、足はクロックスもどきを使うことで対応しています。
人によって方法が異なるため、自分に合ったつけ方を探してみるのも面白いですね。
VIVE・VALVEINDEXではベースステーションを設置する必要があります。これがなかなか大変で、最初はどう設置するべきかかなり迷いました。
私の場合はカメラスタンド(三脚)を用意して、そこにベースステーションを固定させました。
他には突っ張り棒にカメラホルダーを付けるといった方法もあります。ここは自宅環境が影響して来るので、部屋に合わせて設置しやすい方法を取りましょう。
Quest2でフルトラッキングがしたい場合
Quest2でもフルトラッキングをする方法としては「HaritoraX」や「Uni-motion」があります。
「HaritoraX」はトラッキングは問題なくできますが、手法が異なるため良い点はあるものの全体的な精度ではトラッカーに劣ります。価格が安い点がメリットになります。
しかし、対応するサービスも増えているようなので今後の期待は持てそうです。
製品自体が売り切れている場合があり、購入しても到着に1~1.5ヵ月かかるためすぐにフルトラッキングをしたい方には難しい点がデメリットです。
QuestにあるOculus Link内の機能「AiriLink」を利用して無線でPC接続してトラッキングの設定をする方法もあります。
こちらの場合はVIVE製品と同様にベースステーションとトラッカーの準備が必要です。
「Uni-motion」はVRヘッドセットと組み合わせてモーションキャプチャを行えます。上半身のみのモードもあり、VR無しで上半身のトラッキングができる要素が特徴的です。
非常に小型で軽く(約15g)、乾電池式で最大17時間使用できる点が魅力です。トラッカー(1.0)だと3~4時間程度で充電が切れるため、軽量かつ長持ちな点がありがたいですね。
こちらも人気が高く、予約開始するとすぐに売り切れていました。こちらは公式Twitterで次の予約販売が告知されているため気になる方は要チェックです!
バーチャル(メタバース)世界について
ここ数カ月で「メタバース」という言葉の知名度が一気に上がったことで、これまで以上にVRに興味を持つ方や関連するコンテンツが増えていくと予想されます。
実際に3年以上この世界で生活していますが、ここ最近で一気にコンテンツが増えているのが体感できます。
例えばSANRIO Virtual FES では、VRChat、DOOR、SPWNと複数のプラットフォームで体験できる大規模ライブイベントが2日間行われます。
実在の場所をモチーフにしたVR会場が設置されることも多くなってきましたね。
中に入るとこんな感じです。ライブ会場は別の階にあるため、本番ではもっと広いと予想されます。
これまでもVRライブイベントはありましたが、1つのプラットフォームだけであったり登場する人数などの規模間が異なっていました。
日本最大級のゲーム展示系のイベント「TOKYO GAME SHOW」ではVR会場での開催が行われ、時代の変化を感じられました。
このように有名どころの企業がメタバースの世界でイベント開催することも多くなってきており、こういったものがいい意味で珍しくない時代が近づいていると言えるでしょう。
今後は「世間が思っている以上に既にVRの世界は進歩している」ということが改めて知られるようになっていくと考えています。
VRが無くてもPCのみやスマホから参加可能なものもありますので、皆さんもぜひ一度VR・メタバースの世界を訪れてみて下さい。
なにから始めようか迷う方へ
おすすめVR・メタバースコンテンツ
最も有名なVR音楽ゲームBeat Saber
VRゲームと聞いてこちらが思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。人気が高いだけあってシンプルながら奥深い仕上がりになっています。
けっこう体も動かすので、いい運動になったりしますね。
ユーザーが作成した様々なModがあり、曲の追加やカメラの設定など他のVRゲームより色々と追加の設定ができるのも特徴です。
VRChat
ソーシャルVR系として人気の高いVRChatです。VR世界を知らない人が想像するVRに近い形になっているのがVRChatです。
日々たくさんのユーザーがこのメタバース世界で過ごしています。私も3年以上VRChatをやっていますが、ここでの体験の多さは数えきれないくらいあります。
色々なワールドをめぐって景色を堪能したり、友達とゲームワールドにいって遊んだり、「バーチャルマーケット」などの展示系のイベントに参加したり、Public(誰でも入ることができるワールド)で世界中の変な人たちと交流してカオス感を楽しんだり、人によって様々な遊び方が可能です。
ゲーム自体は英語のみですが、日本語のチュートリアルワールド「[JP] Tutorial world」があるため、まずはそこで操作方法を覚えたり日本のプレイヤーと知り合うといいでしょう。
私の場合は最初から外国の方と交流していたため、そういった遊び方も可能です。
日本語の学習のために始める方もいたり、日本語が話せる外国の方が結構いるという事実を知ることができます!
本ブログで紹介している様々なVRコンテンツ
本ブログでは「VRを知らない方にバーチャル・メタバース世界を知って欲しい」という思いで様々なVR記事を作成しており、今後も初心者に向けた情報を取り扱っていきます。
こちらで全てのVR記事をまとめて紹介していますので、
気になるものがあればぜひご覧ください。
ここまでご覧いただきありがとうございます。VR・メタバースに興味がある皆さんが、いつかこちらの世界にやってきてくれることを心待ちにしています!
自分にあった機器を見つけて楽しいVRライフを送りましょう!