本ブログではSAOに関するVRネタを記事で取り扱っています。
記事に加えてSAOの映画を見に行ったり、コンパスでSAOコラボが開催されたりして触れる機会が多かったこともあり、前から気になっていたアニメ版の続きである原作小説19巻~最新26巻を購入して読みました。
とても面白くてこれはぜひ原作も読んでほしいということで、SAOの原作小説19~26巻のダイレクトマーケティングに挑戦します!
今回はVR世界のユーザーやコンパスのSAOコラボなど、何かしらのきっかけでSAO原作小説が気になっている方に向けた内容になっています。
アニメで放送されたのが18巻までということで、アニメの続きが気になるという方もぜひ見ていってください!
・アニメは一通り見たけど続き(4期)が気になる方
・ゲームのSAOコラボなどで原作が気になっている方
・SAOが好きだけど小説は読んでいない方
・SAOの映画きっかけで再度SAOに興味が出た方
・VRの世界に住んでいる方
原作19~26巻の内容に関する具体的なネタバレは無しで紹介していきます。
ただし、表紙や商品説明文に書かれているようなあらすじレベルの内容は紹介しますのでご注意下さい。
後半はあらすじでも前の巻のネタバレになることが多いため、おすすめポイントに絞って紹介します。
また、アニメの続きという前提でお話しするためSAOアニメのアリシゼーション編終了までの範囲についてはネタバレありの紹介になります。
19巻 ムーン・クレイドル(前編)
(2024/10/08 23:51:47時点 楽天市場調べ-詳細)
19巻と20巻は続き物ですがタイトルが同じだったため、今回は19巻を前編、20巻を後編と表記します。
これら2巻は「アリシゼーション編」を補完するエピソードとなっています。
ムーン・クレイドル編(19巻~20巻)とは
アニメでは「アリシゼーション編」の最終章20話ラストで限界加速フェーズが始まってキリトとアスナがアンダーワールドに200年間閉じ込められました。
この19・20巻は限界加速フェーズ中のお話であり、200年間の最初あたりの時系列となっています。「この間にどんな出来事があったのか」をついて知りたい人は必見です!
重要な点として、キリト達は後に目覚めた後に200年間の記憶を消してもらっています。
そのため「このシリーズの出来事をキリト達は覚えていない」というのを頭に入れて本シリーズを見ると今後を含めてより深く物語に入り込めると思います。
ロニエの視点で描かれる物語
本シリーズの特徴として、《整合騎士見習い》へと昇進したロニエの視点で物語が進みます。19巻の表紙にいるキャラクターですね。
ロニエについて
本シリーズではメインキャラになるので、簡単に紹介しておきます。
「アリシゼーション編」での初登場時は《修剣学院》でキリトの傍付き練士として、キリトとユージオそしてユージオの傍付きのティーゼと共に過ごしていました。
その後に起こった事件をきっかけにキリトとユージオは《セントラル・カセドラル》に連行されてしまいます。
大戦ではティーゼと共に人界軍に参加していましたが、アリスを見かけたことをきっかけに心神喪失状態のキリトと再会します。
その後はアリスにキリトの護衛を任されることになり、ティーゼと共に後方でキリトを守りました。
注目ポイント
①まずは限界加速フェーズ中のエピソードが見られる点です。アンダーワールドからログアウト後はキリト達の記憶が削除されたため、この時期が描写されるのはとても貴重です。
今後のアンダーワールドでのストーリーにも関係してくるかもしれません。
「アリシゼーション編」の最後でアンダーワールドに再ログインした際には200年経過していましたが、キリトが知らない乗り物も登場していましたね。
②次はロニエにスポットが当たっている点です。「アリシゼーション編」ではそこまで出番は多くありませんでしたが、本作では内面を含めてしっかり描写されているのでキリトやアスナ、ティーゼに対する思いなどをより深く知ることができます。
外から見たキリトがどう見えるかが分かるのも面白かったです。
また、《修剣学院》での事件に加えてアスナの存在もあって、キリトに思いを告げられない葛藤などが本作では描かれています。
③最後にキリトがチート過ぎる点です。「アリシゼーション編」での戦いの後、アンダーワールドでのキリトは《心意》をかなりのレベルで使いこなせるようになっています。
《心意》は強力なイメージを元に事象の上書きを起こすといった感じのものです。
そのため、他の人物からすると規格外の行動を色々やってくれます。ロニエ視点の物語になっているのは、キリトが強すぎるからかもしれませんね。
20巻 ムーン・クレイドル(後編)
(2024/10/08 23:51:47時点 楽天市場調べ-詳細)
「ムーン・クレイドル編」の後編ストーリーとなっています。前編の続きということであらすじで前編のネタバレが入るため、こちらはなるべく少なめにしています。
あらすじ
《禁忌目録》と《力の掟》。これらによってアンダーワールドの住人はこれらに違反する行為はできません。しかし、決して起こすことのできない事件が発生してしまいます。
事件を調査するキリト達ですが、捜査は難航します。
そんな中、ロニエとティーゼは…。
注目ポイント
ロニエとティーゼのコンビネーションに注目です!
20巻では2人が共に行動するシーンが多くあります。戦闘描写もあるので、キリトに教わった剣術なども見ることができます。
21巻 ユナイタル・リングI
(2024/10/08 23:51:48時点 楽天市場調べ-詳細)
この巻から新章「ユナイタル・リング」が始まります。あらすじレベルでもストーリーのネタバレになるため、気になる方はぜひ本編を手に取って読んでみてください!
アニメ化はいつ頃になりそう?
ユナイタル・リング編は26巻現在も続いており、まだ完結する形ではなさそうです。そのため「小説で完結→アニメ化」の準備期間も考慮すると、早くても2025年以降になると思います。
実際は小説の発売スピードやどのくらいストーリーがあるか次第ですがアニメ化されてから見る場合は結構先になりそうですね。
この後あらすじを紹介するので、どんな感じのストーリーか知りたい方は以降の内容を見ていってください。
ユナイタル・リング編(21巻、23巻~)とは
キリトとアスナが《アンダーワールド》から帰還して1カ月。キリト達は突如謎のゲーム《ユナイタル・リング》に巻き込まれます。
全員レベル1になっており、困惑する面々。《ユナイタル・リング》は《ザ・シード》で作られた全てのVRMMOが融合した《サバイバルMMO》であった。
過酷なサバイバルゲームに挑みながらキリト達は《ユナイタル・リング》の謎に迫る!
といった感じの内容になります。多くのVRMMOが融合したゲームというのがワクワクしますね!
普段からVR世界で生活している身としては「あらゆるVRの世界が融合するとどうなるか」という点が個人的にも気になります。
実は《ザ・シード》由来のVRサービスが実在する
なお、実際のVR世界にはSAOの《ザ・シード》に感銘を受けて、様々なVRプラットフォームと連携するための基盤として作成されたサービス「THE SEED ONLINE」が存在します(※このサービスは名称の使用にあたりSAO著者の許諾を取っています)。
注目ポイント
21巻では《ユナイタル・リング》に巻き込まれたキリト達がどう行動するか、《ユナイタル・リング》とはどのようなゲームなのかを手探り状態で進めていく点に注目です。
あらすじで紹介した以外にもゲーム内には様々な特徴があるので、そのシステムをどう活用いくのかも重要になるポイントです。
22巻 キス・アンド・フライ
(2024/10/08 01:13:18時点 楽天市場調べ-詳細)
特典の物語がまとめて1つの巻に
アニメBlu-ray&DVD特典の物語をまとめて読むことができます。
21巻で新章「ユナイタル・リング」が始まった所なので続きが気になる所ですが、SAO22層の家の入手に関するエピソードなどアインクラッド編に関連するものもあるため、ファンは見逃せない内容です!
ユウキの過去エピソードが登場
お話の一つにユウキの過去エピソードがあるのも注目ポイントです。
「マザーズ・ロザリオ編」ではユウキがALOに来る前にいくつもVRMMOを渡り歩いていたという話がありました。
ユウキが《メディキュボイド》の試作機を使い始めた頃や、VRMMOを渡り歩くきっかけになる出来事について語られています。ユウキが好きな人は必見です!
23巻 ユナイタル・リングII
(2024/10/08 01:13:18時点 楽天市場調べ-詳細)
注目ポイント
①シノンが《GGO》から《ユナイタル・リング》に巻き込まれてどう立ち回るのかに注目です。23巻は《ユナイタル・リング》に巻き込まれたシノンとキリト達の合流がメインとなります。
《GGO》からスタートしたためシノンは他メンバーとの距離があり、かつ単独という状況で《ユナイタル・リング》のシステムも分からないためいきなりピンチに陥ります。
②再登場キャラについても注目です。こちらはネタバレ回避のため内容は伏せます。
①の通り、23巻はシノンがメインになってくるので、シノン好きには嬉しい内容となっています。久々にスナイパーとしてのシノンを見ることができますよ!
24巻 ユナイタル・リングIII
(2024/10/08 04:59:01時点 楽天市場調べ-詳細)
注目ポイント
一番の注目ポイントはアンダーワールドへの再ログイン。ついにキリト、アスナ、アリスがアンダーワールドを再訪します。
ついに200年後のアンダーワールドについて明かされていくので必見です!
ここからは《ユナイタル・リング》も合わせて2つの世界でのストーリーが進んでいくことになります。
2つの世界がどう繋がってくるのかが個人的には気になります!
続きが気になってここから一気に読むペースが上がりました。
25巻 ユナイタル・リングIV
(2024/10/08 04:59:01時点 楽天市場調べ-詳細)
注目ポイント
①2つの強敵とのバトル!
25巻では冒頭からがっつり戦闘が行われており、キリトとアスナの見事なコンビネーションが見られます。
さらに、24巻で登場した大規模の敵チームを迎え撃つべくキリト達は策を練って行動を起こしていきます。果たして決戦はどうなるのか…。
上記の通り、25巻は大規模なバトルがあるためその内容に注目です!
②200年後のアンダーワールドの人々との再会も要チェックです。
24巻表紙の方や「アリシゼーション編」ラストで登場したロニエ、ティーゼの子孫と思われるローランネイとスティカも再登場します。
《ディープ・フリーズ術式》によって凍結されて待っているアリスの妹セルカを目覚めさせるために《セントラル・カセドラル》を訪れます。
色々と謎の多い200年後のアンダーワールドですが、今後少しずつ情報が明らかになっていくのが楽しみになる巻です。
26巻 ユナイタル・リングV
(2024/10/08 04:59:02時点 楽天市場調べ-詳細)
注目ポイント
①24巻表紙の方に注目です!明らかに見覚えがある見た目ですが、一体何者なのか…。キリトはそのことが気になっています。と言うより読む側もすごく気になります。
彼が何者なのかについて考察してみるのも面白いと思います。
今後どう明かされていくのかにも注目ですね。
②キリト達が不在の中挑むフィールドボス戦。シリカの活躍に注目!
《ユナイタル・リング》ではアンダーワールドにキリト、アスナ、アリスがダイブしている関係上3人がいない中でシリカ、シノン達がフィールドボス攻略を目指します。
表紙に出ている通り、今回はシリカがメインとなるお話になっています。原作ではシリカの登場回は外伝となるため、本編では初のメイン回と言っていいでしょう。
主戦力のキリト達がいない中でどうやって攻略していくのか、どうチームを動かしていくのかに注目です。
まとめ
今回は実際にVRの世界で過ごしている筆者がSAO原作小説を読んで19巻~26巻の各巻の注目ポイントを中心に紹介をしました。
改めてSAOの面白さが分かった気がします。特に最後の引きが毎回凄いですね。続きが気になる終わり方で、楽しくどんどん読み進めていました!
皆さんもぜひ原作小説を読んでみてください!
また、今回の記事作成にあたって、アニメもしっかり見直しました。U-NEXTを登録しているのでそちらで見ていましたが、実はSAOの電子書籍版も販売されてたりします。
PR:U-NEXT
一部余っていたポイントも合わせてSAO小説を購入しました!
アニメ本編以外にも22巻のエピソードの一つと関係する「ソードアート・オンライン エクストラエディション」も配信されていましたよ。
31日間の無料キャンペーンもあるのでアニメと合わせて楽しみましょう!期間中に解約すれば月額利用料は発生しません。解約し忘れには注意です!
SAO好きの皆さんへ向けたメッセージ
本ブログではVRについて取り扱っています。
SAOのようなVR世界は既に実現しているものも多くあり、何より既にSAOの公式VRイベントも開催されています。
ソードアート・オンライン –エクスクロニクル
そのため、キリトのようにになりたい方は「フルダイブができてからやる」と言わずにVR世界を体験しておくのをおすすめします。
VRでなくてもPCやスマホで参加できるようなサービスもありますよ。
それにSAOは作中で2022年11月6日にサービス開始なので、もう1年を切っているわけです。VRをプレイせずに仮にSAOのベータテスターになることができても苦労するかもしれません。
【2022年2月5日追記】
ついに本格的なVRMMORPGが発売しました。とにかくロマンあふれるゲームで、SAO好きには興味深い内容になっています。
本ブログのVR記事は以下のものでまとめて紹介しています!
ここから気になる記事を見てもらえると嬉しいです。
VR機器のおすすめを紹介しています。こちらも必見です!
おまけ(本ブログのSAO記事を紹介)
せっかくなのでSAO記事も宣伝しておきます!
キリトのような二刀流で100層攻略を目指したり、SAOのようなVRMMOのデスゲームに巻き込まれた場合に必要になる5つの力とそれを鍛える方法を真面目に解説するという謎の企画達です。
こちらは想定以上の好評!
取り扱ったゲームの公式からも目を付けられた記事です。
一見ふざけているように見えますが、実用性の高い?内容になっています。
SAO好きなら一度は考えたことがある状況。あなたならどう行動する?
VRの世界に触れた上でSAO原作を読んでみるのもなかなか面白いですよ。