どうも。joni_momongaです!
前回、衝撃のラストであった「【SAO好き必見】片手剣二刀流ソロで100層攻略は可能なのか【映画公開記念】 」に引き続きSAOに関する話題になります。
本日(記事投稿日)は2021年11月6日です。
そう、ソードアート・オンラインの正式サービス開始日の1年前です。
本記事では皆さんが「SAO事件のようなVRMMOデスゲームに巻き込まれた場合」に
役立つ知識を以下の内容に沿って紹介していきます!
・SAO生還者(サバイバー)になるために必要な5つの力について解説
・各能力を鍛えるために現代でもできる訓練手法を紹介!
・訓練に使えるゲームやプレイ方法を伝授!
まずは5つの力を紹介!
その後各能力について「なぜ必要なのか」、「訓練方法」について徹底解説します!
・バーチャル世界への適応力
・ゲーム内で情報を手に入れる力
・初見での対応力
・索敵・食料確保などのサバイバル力
・リスク管理能力
2022年2月5日追記:ついに本格的なVRMMORPGが発売しました。レビューを書いていますので、SAOのようなゲームに興味がある方は必見!
バーチャル世界への適応力
VRに適応できないとどのような問題があるか
バーチャル世界で生活する以上、
VRそのものに慣れていないと色々と苦労する可能性があります。
バーチャル世界での生活そのものが苦手だと、
戦闘の慣れはもちろん日々の生活が精神面にも悪影響を及ぼします。
この力は主にゲーム開始時の初動や、中長期的な生活、
成長速度に影響して来る要素になります。
フルダイブゲーム慣れしているベータテスターが有利な点の一つですね。
どのようなことでも人間慣れるものですが、
事前に体験していればある程度他でも応用が利きます。
VRでの生活が好きになれば、
精神的な安定に繋がるため結果的に生存できる確率が上がると言えます。
また、VR酔いの耐性がどのくらいあるかも適正に影響してきますね。
ここに関しては、フルダイブできないと分からない部分のため対策が難しいでしょう。
現時点では、VR上で車やスケボーなど地上を移動する乗り物に軽く乗って問題なければほぼ大丈夫です。気持ち高めの基準なので、実際はそこまでの耐性がなくてもOKです。
SAO的なゲームの場合は飛行する機会がないので、それ以上(空中での回転に耐性があるかどうか)を要求されることもないと考えられるためです。
VR世界に慣れるには?
やはりVR世界を体験するのが一番!
VRChatで人々と交流していくのが、
最もバーチャル上での世界の体験・コミュニケーションをするのに適切です。
多数のゲームワールドもあるので、VRゲーム練習場としても最適でしょう。
また、アイテムを取り扱う訓練にはバーチャルキャストがおすすめです。
THE SEED ONLINE との連携で多数のアイテムの持ち込みが可能です。
他にもVRゲームでの戦闘を経験するのは大きなアドバンテージになります。
特に、前回のSAO記事で取り扱った「ソード・オブ・ガルガンチュア」は、
SAO的な近接戦闘メインのVR剣戟アクションゲームです。
現代でできる疑似的なSAOの戦闘訓練として最も適しているゲームです。
とはいえ、VR機器を持っていない人に向けた情報も展開します。
VRChatはデスクトップ(PC)から遊ぶことが可能ですし、バーチャルSNS「cluster」ではスマホからもバーチャル世界を体験できます。
clusterにもゲームワールドは色々あるため、
VRがない人はこちらでの体験をおすすめします。
clusterの記事は今後書く予定ですので、その際は参考にしてください。
ゲーム内で情報を手に入れる力
ゲームにおける情報の重要性
ゲームを攻略する際に一番重要な要素は何でしょうか?
情報です。皆さんが普段プレイしているゲームでも初めて遊んだ日と今の自分を比べると、間違いなく今の方が上手なはずです。
実践による経験はもちろんありますが、
情報を知っていることで良くなっている点もあるはずです。
操作方法やシステム、自分や敵の能力、マップ、アイテムなど…
何も知らない状態ではゲームが得意な人でも
予想や別のゲームでの経験で動くしかありません。
ゲーム内で全ての情報を集める必要がある
バーチャル世界に閉じ込められて外部との連絡を遮断されると、
ネット上でゲームの攻略を調べるという方法が通じません。
そうなると、全ての情報はゲームの中で手に入れなければなりません。
この力が低いと効率の良い育成や有用なアイテムの情報だけではなく、
ものによっては生存に大きく関わる情報を見落としてしまう可能性があります。
生存・育成を中心に攻略全体に大きな影響がある要素なので、
重要度はかなり高いと言えるでしょう。
ゲーム内で情報を集めるって何をすればいいの?
①一番確実に鍛えられる方法が、VRChatの謎解き系ワールドに挑戦することです。
VRChatではユーザーが作った様々ななワールドがありますが、
ゲームワールドの具体的な攻略はほぼ外で発信されていないためです。
ある意味強制的に、自力での攻略か誰かに聞くかの二択状態になるわけです。
自分でゲーム内から情報を手に入れる力と、
人から情報を聞き出す力の両方を鍛えられるハイブリッド手法です!
これを探すにはワールドの話題を出して、
話し相手やその知り合いにプレイ経験があるかどうかを聞いてみるといいです。
知っている人と話すことができたら、分からない部分を伝えてヒントを得ましょう。
実際にその情報を生かして攻略を進めることができれば合格です!
②VR以外でもMMORPGなどで、
コンテンツの情報をゲーム内からのみ仕入れて攻略すれば良い練習になります。
ただし、ものによっては事前に調べることが推奨される場合もあるので注意しましょう。
ボス戦などのエンドコンテンツ以外のもので実践するのがいいでしょう。
初見での対応力
常に情報を持っているとは限らない
情報の重要性は説明した通りですが、
初めて登場する敵やギミックがあった場合は初見で挑む必要があります。
これは攻略組であれば特に重要ですが、そうでなくても鍛えておくべき項目です。
いざという時に自身や仲間を守るための生命線ともいえる能力になりますね。
冷静に目の前の状況に対応しつつ、どうやって現状を打破するかが鍵になります!
初見のアクションゲームの経験を積め!
自分がプレイしたことのないアクション系のゲームに挑戦するのがいいでしょう。
アクションであれば、動きながら自分で考える状況に持ち込めるのでおすすめです。
こちらの記事での75層のボス戦はまさに初見の敵を相手にした時のいい例でしょう。
逆にターン制のRPGなどじっくり考えられるゲームは
VRMMOの対策としては不向きと言えます。
基本的にこの能力が要求される場面は緊急性が高い状況であることが多いので、
ゆっくり考える余裕がなくとっさの判断が必要だからです。
とはいえ予想外の状況に対応するという意味では、
「ファイアーエムブレム」シリーズで初見ノーリセット縛りは後述する「リスク管理能力」に加えて「仲間を失っても前を向く」マインド面など複数の能力を鍛えることができるので実践的です。
それ以外でも新規実装のコンテンツに情報なしで挑むのもいい練習になります。
初見であるという前提のため各コンテンツで一度しかできない訓練なので、
継続的に色々なゲームの経験を積んでいくのが大切になっていきます。
食料確保・索敵などのサバイバル力
生活の質を考えるなら食料は必須
バーチャル世界に閉じ込められた場合は、
その世界で生きていく事になるので食事は必要でしょう。
システム的に食事が必要になる可能性もありますね。
食料を自力で確保できる力があれば、
料理の素材などに使うこともできて生活の質を上げられます。
貴重な素材であればいい値段で売りに出すこともできるので、
ゲーム中の金策にもなります。
SAOの作中でもキリトが当初「ラグー・ラビット」の肉を売ろうとしていましたね。
また、料理は回復・強化アイテムとして使用できるのであると心強いです。
SAO本編では22層で釣りをしていたニシダさんがいい例です。
彼は釣りスキルが非常に高いため、高レベルの魚も入手しているでしょう。
調理できる範囲に絞っても本人のステータス以上に良い食事ができていたと考えられます。
索敵能力も重要
事前に周囲の状況を把握することや、
視界の外から敵に襲われた場合に対応できるかどうかも重要です。
目の前の敵だけに集中していると、
不意を突かれて一気に崩される危険性があるので注意しましょう。
「ソード・オブ・ガルガンチュア」で視界の外から攻撃されたシーン。音で察知してとっさに武器で防御できたため、被弾せずに戦闘を続行できています。
ゲームでのサバイバル生活に有効な訓練とは
釣りに関してはVRChatの「kon Lake Fishing」でVRリール釣りが体験できます。
なぜこれを取り上げるのかを簡単に説明します。
SAO作中での描写を見る限り、ゲーム的なものではなくリアル釣りに近い感じだったためVRかつそれに近い体験ができるものとして適切だと考えたからです。
この理由から、リアルの釣りをするのも訓練に適していると考えられます。
このワールドはかなり本格的で、コツを掴まないと1時間やっても全く釣れません。
魚に反応してもらえるように軽くリールを回しながら左右に動かすイメージです。
最初の一匹を釣るために何度か挑戦して、合計3時間くらいで釣ることができました!
VR戦闘ではやはり「ソード・オブ・ガルガンチュア」がおすすめです。
実戦に近い形式で体験できるでしょう。
敵が出現する時はその方向から音が鳴るので、音を聞き取って状況を把握しましょう!
VR以外では、「Minecraft(マインクラフト)」で家などの安全拠点を用意せずにサバイバル生活を行うのがおすすめです!
食料確保の練習にもなりますし、特に夜になると周囲の敵に不意を突かれる可能性が高いゲームと言えます。実行する場合は、VRに近づけるために一人称視点にしておきましょう。
視界外からのクリーパーは良い練習相手です。
自分でアイテムを確保して、外での危険に備えるのが大切!
よりサバイバル性の高いゲームだと「Don’t Starve Together」も候補になります。
こちらは体力だけでなく、空腹の概念もあるので食料必須系のゲームです。
精神力(SAN値)の概念もあるのでメンタル面も疑似的に体験できるかも?
多くのアイテムが時間経過で消耗したり腐ったりするので、食料を生のまま所持するのではなく調理して長持ちするようにしたり色々と工夫してより長く生き延びましょう!
リスク管理能力
回避するべきリスクと必要なリスク
一度の負けも許されないVRMMOのデスゲームでは、
通常のゲーム以上に慎重に物事を進める必要があります。
確率が低くても致命的な問題が発生する可能性があれば回避するのが賢明でしょう。
間違っても稼ぎ行為を普段よりレベルの高い所で行わない方がいいです。
SAOをご存じなら意味は分かるかと思います。
だからといって全てのリスクを回避していると攻略組には届かないので、
問題なくクリアできるレベルのものはしっかりとこなして強化していきましょう!
倒されるリスクはないけど効率もいいポイントを見つけるのが鍵です。
この条件では「弱くて報酬そこそこで数が多い敵」が理想になるでしょう。ある程度競合がいても取り合いになりにくいからですね。
それらの情報を入手できるかどうかが、
低リスクで中間層以上になれるかどうかを分けるポイントです。
効率と生存のバランスを考えて、生き残りになれるように心がけて欲しいです。
ゲームで学ぶリスク管理
ゲームでのリスク管理を学ぶには、ローグライク系がおすすめです!
「不思議のダンジョン」系統や「風来のシレン」シリーズが有名どころです。
レベル1スタートでダンジョンを進んでいくものが特に練習になります。リスクを回避しすぎると後半で敵に太刀打ちできなくなります。
倒されない程度にリスクを取ってアイテム獲得やレベル上げをしていくというのはまさに今回のような状況の訓練に最適です!
ある意味強制的に「攻略組として立ち回るにはどう立ち回ればいいのか」という体験ができるため、これを実践しておくと自分に合った立ち位置がどの辺りなのかを把握できます。
そうすると必要以上な無理はせず、やれることはきちんとこなしてレベルやアイテムを稼ぐこともできてクリアまで生存できる可能性が上がるでしょう。
上記と別ジャンルのローグライクでは「Risk of Rain 2」がおすすめです。
TPSのシューティング形式で攻撃するゲームで、
時間が経つとどんどん敵が強くなっていくシステムになっています。
タイトル通りリスク管理能力が要求されるゲームです!
そのため、アイテムを集めきってから次に進むのか、敵が強くなり過ぎない内に先を見据えて動くのか、プレイヤーの判断が重要になります。
あらゆるアイテムの効果を重ね掛けできるので、大量に重ねて派手な戦闘も可能です!
敵が突発的に現れるなど予想外の展開が起こりやすいゲームのため、
今回紹介した「初見での対応力」、「サバイバル力」も合わせて総合的に鍛えながら楽しめる良作となっています!
まとめ
今回は「SAOのようなVRMMOデスゲーム」に巻き込まれた場合に役に立つ能力について「5つの力」と称してその必要性と具体的な訓練方法について紹介しました!
・バーチャル世界への適応力
・ゲーム内で情報を手に入れる力
・初見での対応力
・索敵・食料確保などのサバイバル力
・リスク管理能力
紹介した力を鍛えて実践で活用すれば、
皆さんがSAO生存者(サバイバー)になれる可能性はぐっと上がるでしょう。
その第一歩として、まずはVRの世界を体験してみる所から初めてみましょう!
コストパフォーマンスに優れたMetaQuest2が入門におすすめです。
最後に今回紹介したゲームのタイトルと鍛えられる力をまとめて終わりたいと思います。
タイトル名 | 鍛えられる5つの力 |
---|---|
VRChat | 「全て」現状最も人が多いバーチャル世界。VRに暮らす人々を知りたいのであればここを訪れるのが一番。 日々新しいワールドが作成されており、今回紹介したあらゆる力を鍛えることが可能。 |
バーチャルキャスト | 「バーチャル世界への適応力」アイテムを持ち込むことができるので、アイテムを使う体験を最も手軽に行えるバーチャル世界。 【レビューはこちら】 |
cluster | 「バーチャル世界への適応力」「ゲーム内で情報を手に入れる力」「初見での対応力」スマホからもログイン可能な点が最大の魅力のバーチャルSNS。 VRChatと同様にゲーム系のワールドも多くあるため、バーチャル世界の体験とゲームの初見攻略が可能。 |
ソード・オブ・ ガルガンチュア | 「バーチャル世界への適応力」「初見での対応力」「サバイバル力(索敵のみ)」SAOの戦闘に近いVR剣戟ゲーム。VRでの戦闘を行うにはうってつけの作品。 キリトのような二刀流で挑戦した企画はこちら! |
各種MMORPG | 「ゲーム内で情報を手に入れる力」「初見での対応力」外部からの情報を使用せずに、ゲーム内で人から聞いたり自分で試行錯誤することで「ゲーム内情報」のみでの攻略を経験できる。 予習前提のエンドコンテンツでは迷惑をかけてしまう恐れがあるためおすすめしない。 |
ファイアーエムブレム | 「初見での対応力」「リスク管理能力」+α 仲間が倒されると復活しない「手ごわいシミュレーション」でお馴染みのシミュレーションRPGシリーズ(近年の作品は復活するモードもあります)。 初見ノーリセット縛りを行うことで、複数の能力を鍛えることが可能に。ゲーム自体の難易度に加えて、仲間を失った際のメンタル面も加わるので完遂できる人は自身を持ってもいいでしょう。 |
Minecraft | 「索敵・食料確保などのサバイバル力」全世界で最も売れたゲーム。ゲームでサバイバルするには最もスタンダード。 実戦的にやるなら家は作らずにプレイするのがおすすめ。 |
Don’t Starve Together | 「索敵・食料確保などのサバイバル力」「初見での対応力」マルチプレイ可能なサバイバルゲーム。 季節の変化や空腹、精神力など複数意識なければならない要素がある。初見で長期間生き残るのはほぼ無理だが、その分サバイバル要素はかなり強い。 |
ローグライク系 | 「初見での対応力」「リスク管理能力」不思議のダンジョン系統の作品。倒されない程度にリスクを取ってアイテム獲得やレベル上げをしていくという点がリスク管理を学ぶのに良い。 |
Risk of Rain 2 | 「初見での対応力」「リスク管理能力」TPSのシューティング形式の操作で遊べるローグライク。 時間の経過で敵がどんどん強くなる。アイテムを集めきってから次に進むのか、敵が強くなり過ぎない内に先を見据えて動くのか判断力も問われる作品。 |
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